【大紀元日本7月27日】中国自由主義法律学者の袁紅氷氏が7月22日に豪州移民局から保護ビザを発行された。同氏が昨年7月21日に豪州の自由な国土に足を踏み入れ政治庇護を求めてからちょうど一年目のこと。
袁氏は7月23日土曜日午後、シドニーのカトリック教会コミュニティクラブで、シドニーとメルボルンの作家、芸術家などとともに自由文化活動家協会の創立総会を開いた。去年、袁氏がオーストラリアに到着した際、各界の人士が彼のために歓迎会をこの会場で開いた。ちょうど一年を経て、再び喜びを分かち合う場となった。豪州政府から保護ビザを取得したニュースを公表すると、会議の全参加者は熱い拍手で応えた。
袁氏は総会後、大紀元記者の取材で、豪州の自由民主制度を称え、中共の政府関係者にできるだけ早く中国共産党を離れるように呼びかけた。同時に彼は大紀元新聞社を通じ、協力や支援してくれた人々に感謝の意を表わしたいと表明した。
同氏は「私が無事に豪州政府の保護ビザを取得したことは、この国の自由民主制度が堅実なものであり、信頼できるものであることの証明だ。共産党の真相を認識できた中国国内の人、特に政府部門の責任者たちは、できるだけ早く賢明な選択を決断し、中国共産党を離れれば、きっと自由民主の保障を得ることができる」と述べた。
引き続き、彼は「豪州に来て一年ばかりで、私は4冊の本を出版することができた。このことが最もうれしい。この一年間に中国国内、国際社会、および豪州の各方面の人々から支援をいただいた。私はこの場を借りて、陰日なたわたしを支援してくれた人々に心から感謝を申し上げたい」と謝意を表明した。
情報によると、袁紅氷氏の助手の趙晶氏も少し前にオーストラリアの保護ビザを取得している。)
(シドニー=記者・駱亜)
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