エジプト:鳥インフルエンザ、再び人感染例発生

2007/04/07 更新: 2007/04/07

【大紀元日本4月7日】エジプト当局によると、アラブ地区で最大の人口を持つエジプトで、再び鳥インフルエンザの人への感染が発生したという。患者は2歳の女児だった。エジプトにおける鳥インフルエンザの人への感染はこれで33例に達した。

エジプト衛生部によると、今回の患者はエジプト中部地方に在住しており、高熱が下がらなかったため、4月4日に入院し治療が行われた。現在は病状が安定している。女児は家禽・鳥類からの感染であるとみられている。

エジプトはアジア地区以外、鳥インフルエンザの感染症例がもっとも多く発生している国で、これまでに、すでに13人が鳥インフルエンザに感染して死亡した。感染の大半はエジプト北部に集中し、症例の殆んどが病死した家禽による感染であるという。