【大紀元日本1月15日】16歳のインドネシア人少女が鳥インフルエンザで死亡した。インドネシア健康省関係者が15日に明らかにしたところによると、同国で鳥インフルエンザで亡くなったのは96人に上るという。ロイター通信が伝えた。
同国健康省鳥インフルエンザ・センターによると、インドネシアの首都ジャカルタの東部ベカシの少女は、先週鳥インフルエンザの陽性反応がでたという。
「少女の隣人の一人が養鶏場を所有しており、農業省の鳥インフルエンザ・センターのテストによると、鶏は鳥インフルエンザにかかっていた」とし、同省関係者は身元を明らかにしなかった。
感染した家禽との接触が、鳥インフルエンザ感染の最も通常な伝達経路だが、インドネシアのほとんどの地域の鳥がかかっている。
鳥インフルエンザは動物の感染ウイルスだが、ウイルスが変異してヒトからヒトへ感染するようになると、数百万人が犠牲になると、専門家は恐れている。
ジャカルタの近く、タンゲランの32歳の女性は、市場で生きた鶏と卵を買ったが、先週の木曜日に自宅で感染死した。先月25日、ジャカルタの24歳の女性も、市場から生きた鶏と卵を購入後に感染死した。
インドネシアは、鳥インフルエンザで死亡した人数が世界で最も多い。
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