【大紀元日本4月6日】昨年12月21日にパキスタン北西部バイサワ地区で鳥インフルエンザウイルスH5N1型に感染し、初めて死者が出たことを、世界保健機関(WHO)関係者がこのほど明らかにした。.これを受け、限定的ではあるが、実験結果よりヒトからヒトへの感染の可能性があると示唆した。今回、WHOにて再び実験を行い、ヒトからヒトへの感染であったことが確認され、前回の実験結果を裏付けるかたちとなった。
この実験報告書によると、鳥インフルエンザ感染が家族の間に現れた症例だという。
パキスタンにて鳥インフルエンザがヒトからヒトへ感染する症例は、すでに3件が起きており、全てが同家庭内で起きており、その内、1人が死亡、2人は回復したとWHO関係者は伝えている。WHOは、昨年11月の事例も鳥インフルエンザの感染により死亡した可能性もあると示した。衛生専門家は、従業員が養鶏場で鳥インフルエンザに感染している家禽に触れたため、この家族にも感染が広がったと推測している。
(翻訳/編集・余靜)
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