【大紀元日本11月30日】中国農業部が発表した情報によると、中国農業大学は52匹の発病したイヌの鼻咽から採取したサンプル中、2つから新型インフル陽性反応が出たという。遺伝子配列を分析した結果、このウィルスはヒト間で流行している新型ウィルスと99パーセント合致していることが明らかになった。
イヌから新型インフルエンザウィルスが検出されたことに対し、北京市農業局関係職員は、この例は中国で初めてであり、黒龍江省でブタから新型ウィルスが検出されて以来、動物から新型インフルエンザウィルスが検出された第2例目であると述べた。
今回のイヌの新型インフル感染は、飼主或いはイヌと密接な接触をした新型インフル感染者から感染された可能性が高い。また、感染したイヌから他のイヌへ伝染する可能性があると専門家は分析している。
(翻訳編集・坂本)
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