【大紀元日本7月20日】中国共産党による法輪功(ファルンゴン)への大規模な迫害が始まった99年7月20日から、今年で11年になる。この迫害は、当時の江沢民総書記が、政府内の大多数の反対を押し切り、「3カ月で法輪功を消滅させる」と豪語して始めたものであり、今日までに身元が判明しただけでも3397人の法輪功学習者が犠牲となっている。
全世界の法輪功学習者は、この「7・20」を反迫害の原点と位置づけ、毎年集会やパレードなどの活動を行っている。そのような中、横浜で18日、日本在住の法輪功学習者約300人が集会を行い、迫害の即時停止を訴えた。
集会の主催者であるNPO法人日本法輪大法学会の鶴薗雅章代表は、今年3月、米下院で法輪功迫害を停止することなどを中国政府に求める605号決議案がほぼ満場一致で可決された実例を挙げて、日本政府も中国共産党政権に対して堂々と迫害停止を要求するよう求めた。
また、NPO法人全世界脱党支援センター日本の代表者は、現在7700万人を超える中国人が中国共産党およびその関連組織からの脱党を表明しているとともに、最近の脱党者数は1日当たり5万から10万人と加速度的に増えていることを報告した。
集会に続いて行われたパレードでは、天国楽団の力強い演奏を先頭に、梅雨明けの猛暑にも負けず、約2時間に亘って横浜市内を行進した。沿道の人々は、パレード参加者から手渡された資料に見入るとともに、法輪功迫害の真相の説明に耳を傾けていた。
また、これに先立つ17日、上野、秋葉原、銀座、池袋など東京都内の数カ所で、今もなお続く法輪功迫害の真相を伝えるため、街頭でのパネル展示が行われた。
多くの通行人や海外からの観光客が足を止め、パネルに見入るとともに、チラシを手渡した法輪功学習者との対話を通じて、信じ難いほど残酷な迫害の実態について認識を深めていた。
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