【大紀元日本12月22日】楽しいはずの海外観光が思わぬハプニングに見舞われ、せっかくの楽しい思い出が台無しになってしまう。最近、海外観光中で金品の盗難被害に遭う中国人観光客が急増していると報じられている。なぜ中国人が狙われているのか、その原因を分析した記事「盗むなら中国人を狙え」が各サイトに転載されている。以下はその抄訳。
スウェーデンのメディアは10月に、中国人観光客が同国旅行中に車上荒らしの被害に遭い、160万元(2080万円相当)が盗まれたと伝えた。その理由は三つあると思う。
一つめは、クレジットカードより現金を所持していること
これもしょうがないこと。クレジットカードなら、お金の使途がいとも簡単に調べられてしまう。(横領、収賄などの)悪事がばれる時に備えて、クレジットカードより現金のほうが安全。
二つめは、盗難に遭っても通報しないこと
ある中国政府の幹部はパリ出張中、強盗事件に遭い、4万ドルの現金と所持品を奪われた。しかし、彼は事件を警察当局に通報することをかたくなに拒んだ。万が一、中国大使館に知られ、お金の出所を調査されたら、説明がつかないからだという。そのためか、中国人観光客は盗難に遭っても泣き寝入りする場合が多い。
三つめは、豪快なショッピングでターゲットになりやすいこと
国内では質素な暮らしぶりを見せる中国人だが、海外に出ると金の使い方が一変する。彼らは外国人の前で「オレ様は金持ちだ」と言わんばかりの買い物ぶりを見せる。ある中国人観光客は、パリ市内のルイヴィトン店で一度に10万ユーロ(1100万円相当)の商品を買い漁り、周囲を驚かせたという。同じツアーの人に自分の財力を知られたくないため、一人でショッピングを楽しむ中国人観光客が多く、その大盤振る舞いからターゲッットにされやすいのだ。
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