[東京 22日 ロイター] – 海上自衛隊は22日、米原子力空母「ロナルド・レーガン」と11日から28日まで共同訓練を実施していると発表した。海自も空母のような形状である最大級の護衛艦「いせ」を派遣しており、日米で北朝鮮に圧力をかける狙いがあるとみられる。
訓練は関東の南方から沖縄周辺の海域で実施。米海軍からはレーガンと艦艇数隻が参加している。海自からはヘリコプター搭載護衛艦「いせ」、護衛艦「あけぼの」、護衛艦「さざなみ」が1隻ずつ交代で参加している。
神奈川県の横須賀基地を母港とするレーガンは、9月8日に約1カ月ぶりに出港。日本海を含む西太平洋地域の警戒に当たっている。韓国国防部が国会国防委員会に報告した資料によると、レーガンは10月に朝鮮半島近海に展開し、韓国海軍と合同演習を行う。
北朝鮮情勢が緊迫する中、レーガンは6月にも原子力空母カール・ビンソンとともに朝鮮半島の周辺海域に派遣され、海自や韓国海軍と共同訓練を行った。
(久保信博 編集:田巻一彦)
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