[ワシントン 5日 ロイター] – 米民主党全国委員会(DNC)のドナ・ブラジル元委員長が、昨年の大統領選中の9月にヒラリー・クリントン候補がニューヨークで行われた行事で昏倒しかけたことを受け、バイデン副大統領(当時)との候補交代の提案を真剣に検討したと7日に発売される自身の本で記したことを擁護した。
クリントン氏はこの2日前に肺炎と診断されており、その後数日間選挙戦を休止した。
ブラジル氏は5日、ABCとのインタビューで、クリントン氏を支持していたが、昏倒を受けて「プランB」を用意するよう圧力を感じたと述懐。DNCには事態に関する問い合わせが殺到したと述べた。
同氏は「私に黙れという人たちには、くたばれと言いたい。私は自分の話を語る」と述べた。
この書籍を巡っては、クリントン氏の元選挙スタッフ100人余りがブラジル氏に公開書簡を送り、クリントン氏と副大統領候補のティム・ケイン氏を交代させることを検討したという記述に衝撃を受けたと述べた。
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