[ソウル 26日 ロイター] – 韓国・堤川市のサウナやジムが入ったビルで29人が死亡した21日の火災で、警察当局は26日、安全管理を怠った疑いなどで建物の所有者と管理者を逮捕した。
所有者には、防火対策を定めた規則に違反した疑いのほか業務上過失致死の疑いが持たれている。
警察関係者は、火災発生時に建物1階に設置されたスプリンクラーが正常に作動しなかったと明らかにし、設備が正常に動いていれば延焼のスピードがもっと遅かった可能性があると述べた。
またこの関係者は、2階の非常出口が棚などでふさがれていたため開かなくなっていたと話した。
捜査当局は火災の原因についてなお調べている。
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