[パナマ市 30日 ロイター] – パナマ経済財務省が29日遅くに発表した資金洗浄・テロ資金供与の「リスクが高い」とされるリストに、マドゥロ大統領ら50人以上のベネズエラの関係者が掲載された。
ベネズエラの与党ナンバー2、ディオスダド・カベリョ氏に加え、タレク・サーブ検事総長や全国選挙評議会(選挙管理委員会)のティビサイ・ルセナ議長もリスト入りしたほか、ベネズエラ国内の16企業も名を連ねた。
マドゥロ政権は汚職対策について繰り返し明言しており、汚職に関する逮捕も行ってきたが、同政権は依然として財政的な不正行為に見舞われているとの批判の声が出ている。
パナマ経済財務省の発表によれば、同国内の金融・非金融機関に対し、リストに掲載された人物・企業に関連するあらゆる取引においてリスクを回避するよう一段と取り組むことを求めている。
マドゥロ政府に対しコメントを求めたが、現時点で返答はない。
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