[東京 3日 ロイター] – 自民党の二階俊博幹事長は3日の記者会見で、政府が存在しないとしてきた陸上自衛隊イラク派遣時の日報が防衛省で存在していることが明らかになったことについて「誠に遺憾。防衛省全体でしっかり反省して信頼回復に全力を尽くしてもらいたい」と述べた。
南スーダン派遣時の日報など存在しないとされてきた日報が相次いで見つかっている状態を念頭に「どこかたるんでるのでないか、気が抜けてるのでないか、われわれの思いが杞憂であれば結構だが」と強い懸念を表明。そのうえで「行政は国民の信託を受けてやっている、信頼を失ったら何もできなくなってしまう」と指摘した。日報の存在について大臣報告が約3カ月遅れた点についても「問題にならない」と強く非難した。
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