[ワシントン 31日 ロイター] – 米トランプ政権は31日、高エタノール混合ガソリン(E15)の夏季販売を解禁すると発表した。2020年大統領選での再選に向け、米中貿易摩擦の打撃を受けている農家支援の公約実現を目指す。
今回の措置によって、トウモロコシを原料とするエタノールを最大15%を混合するE15の通年販売が認められることになる。オマバ前政権はスモッグ公害削減に向け、E15の夏季販売を禁じていた。
E15通年販売の解禁は、トウモロコシ農家を支援すると同時に、バイオ燃料の拡大につながる可能性があることから、石油業界はトランプ政権を提訴する構えを鮮明にしている。
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