22日、「全日本台湾連合会」などの3団体が、土石流被害を受けた熱海市に不織布マスク4万枚を寄贈した。
当日、台湾大使館に当たる「台北駐日経済文化代表処」の蔡明耀副代表や在日台湾人団体「全日本台湾連合会」の趙中正会長、全日本台湾連合会の長峰俊次事務局長、「台湾七医学大学歯科同窓会」の廣内世英日本代表が熱海市役所を訪れ、斉藤栄市長に一部のマスクを手渡した。
長峰事務局長は大紀元の取材に対し、「今回の寄贈は台湾七医学大学歯科同窓聯合会が日本からもらったワクチンの恩返しをするために、40万枚のマスクを作りました。少しでも恩返しができればと思います。熱海市で開業した同窓生がおり、彼は熱海市長と連絡を取ることもできて、土石流の被害に苦しんでいる熱海市民に寄贈したいと考えた」と答えた。
マスクは台湾でデザインし、生産したものだ。デザインについて、「台湾のキャラクター『黒熊』のほか、富士山や日の丸のイラストもある。日本と台湾の友好を象徴している」と述べた。
マスクの配布について、熱海市役所は「配布の方法を検討したうえで、市民の皆さんに配布する」と取材で述べた。
(蘇文悦)
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