[17日 ロイター] – カナダは、ロシアとウクライナの緊張関係緩和に向けた先週の安全保障関連協議で打開策が見いだせなかったことを受け、ウクライナに小規模な特殊部隊を展開している。加グローバル・ニュースが伝えた。
ロシアはウクライナとの国境付近に10万人超の兵士を駐留させており、米ホワイトハウスは14日、ロシアが外交で目的を果たせなかった場合に戦争の口実を捏造し、ウクライナに近く侵攻する準備を進めているとの懸念を表明した。
グローバル・ニュースは匿名の関係筋の話として、カナダの特殊部隊配備は、ロシアのウクライナ侵攻を抑止し、ウクライナ政府を支援する方法を特定するための北大西洋条約機構(NATO)同盟国による取り組みの一環だと伝えている。
同部隊は本格的な侵攻があった場合に備え、カナダ外交官らの退避計画策定を支援する任務も負っているという。
カナダ特殊作戦軍の報道官はこの報道を確認できないとした上で、同軍は2020年秋以降、定期的にウクライナ治安部隊を支援していると述べた。
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