[リビウ(ウクライナ) 8日 ロイター] – ウクライナ北東部の都市スムイと首都キエフ近郊のイルピンで8日、民間人の退避が始まった。同国の当局者が明らかにした。
ウクライナ外務省は留学生を含む住民を乗せた最初の車両がスムイを発ったとツイッターに投稿した。
「すでにスムイから(同国中部の)ポルタバに向けて住民の避難を開始した。留学生も含まれる」と説明。「ロシアに他の人道回廊についても合意するよう求める」とした。
これに先立ち、ロシアとウクライナは、ロシア軍が包囲した一部の都市や町から民間人を退避させる「人道回廊」の設定で合意した。
キエフ州のオレクシイ・クレバ知事は「9時30分(日本時間午後4時30分)現在、150人以上が退避しており、(退避)活動は進行中だ」と述べた。
インタファクス通信は8日、ロシアがキエフ、チェルニヒウ、スムイ、ハリコフ、マリウポリで避難のための「人道回廊」を設定したと報道した。国防省の発表を伝えた。
国防省は0700GMT(日本時間午後4時)からの攻撃停止も明らかにした。
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