上海市、一部の住民を他市へ強制移動 ゼロコロナ実現で?

2022/04/23 更新: 2022/04/23

中共ウイルス(新型コロナ)の感染拡大で都市封鎖が4週目に入った上海市は、一部の地区の住民に対して隣の浙江省への移動を要求したことが分かった。

SNS上に投稿された通知によると、同市北部にある黄浦区平望は19日、PCR検査で陰性が確認された同地住民に対し、160キロ離れた浙江省杭州市の隔離施設に移動するよう指示した。住民は杭州市のホテルに1週間隔離され、その間にPCR検査を7回受け、陰性であれば上海市に戻れる。上海市の自宅でさらに1週間隔離する必要があるという。児童や高齢者などは対象外だ。

英BBCは、住民の移動は中国政府が掲げるゼロコロナに関係すると分析した

同市浦東新区の北蔡鎮はすでに16日、「徹底的に消毒するため」鎮の住民全員に隔離施設への移動を命じた。同行を許されなかったペットには「対応措置を取り手配をする」という。BBCの情報では、少なくとも1000人が移転した。

昨年1月、首都北京市に隣接する河北省では、地方政府の防疫対策により、約2万人の住民が別の場所に強制的に移動させられた。

いっぽう、上海市は22日、市中感染をゼロに抑える「社会面清零」の目標達成に向け、同日から都市封鎖を厳格に実施すると発表した。

(翻訳編集・張哲)

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