[29日 ロイター] – 英保健安全保障庁(UKHSA)は、世界で急増している原因不明の子どもの急性肝炎について、25日以降に34人の患者が新たに確認され、患者は合計145人に上ったと発表した。
UKHSAによると、10人が肝移植を必要としたが、死亡した患者はいない。
UKHSAは、これまでの調査からは一般的な風邪のウイルスである「アデノウイルス」との関連が指摘されているとし、新型コロナウイルスなどそのほかの感染の可能性も調査していると説明した。
欧州疾病予防管理センター(ECDC)は26日、原因不明の子どもの重症肝炎についてこれまでに世界で約190人の患者が報告されたと発表している。
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