[ニューデリー 23日 ロイター] – インドのモディ首相は23日、ソフトバンクグループの孫正義会長と都内で会談し、インドへの追加投資について協議した。
ソフトバンクグループは、インドのハイテク産業に140億ドル以上を投資しているが、インドでは世界経済に対する懸念が起業活動に影を落としている。
インド外務省報道官は、会談の様子を写した写真を「日本の対インド投資をさらに推進する」とのメッセージとともにツイッターに投稿。
会談の主要議題は「インドのテクノロジー、エネルギー、金融、研究開発などへのソフトバンクの今後の参加」だったという。詳細は明らかにしていない。
会談後にツイッターに投稿された動画によると、孫会長はインドは「非常に急速に」成長しており、スタートアップ企業の設立で世界3位になったと指摘。「インドの未来は明るい」とし、モディ首相はスタートアップ企業の支援に引き続き熱心だと述べた。
モディ首相は、インド最大の自動車メーカー、マルチ・スズキの親会社であるスズキの関係者とも会談。電気自動車とバッテリーへの投資について協議した。
ファーストリテイリングの関係者とも会談し、インドの巨大テキスタイルパークへの投資を呼びかけた。
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