[13日 ロイター] – 米国の中心部では13日、大規模な冬の嵐に見舞われ、北部で大雪や氷雨が降ったほか、南部では雷雨や竜巻が発生した。
国立気象局(NWS)は南部のルイジアナ、オクラホマ、テキサス各州の一部に竜巻警報を出し、テキサスとルイジアナで竜巻が確認されたと明らかにした。
航空情報サイト「フライトアウェア」によると、悪天候の影響で13日午後現在、70便が欠航し、約800便に遅れが出ている。
一方、ノースダコタ、サウスダコタ、コロラド、ネブラスカ各州は吹雪のような状況に見舞われ、学校が休校となった。NWSによると、4州の一部では今後2日間に約60センチの積雪や時速97キロの強風が予想されている。気温はマイナス29度まで下がる可能性がある。
運輸当局は、吹雪や路面の凍結で多くの高速道路などが閉鎖されているとし、住民に外出を控えるよう求めた。
冬型の天候は14日遅くに北東部まで広がり、一部で20センチの雪を降らせる可能性があるという。
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