[モスクワ 20日 ロイター] – ロシア紙コメルサントは、ウクライナを巡る和平計画の可能性について協議するため、中国外交担当トップの王毅氏がモスクワ入りしたと伝えた。
同紙によると、「王氏来訪の主な目的はウクライナの調停における北京の役割を高めること」だという。
王氏はミュンヘン安全保障会議の討論会で、ウクライナ戦争を巡り対話の必要性を強調。戦争終結の方法について欧州諸国が「冷静に考える」よう求めた。
また、「交渉の成功や戦争の早期終結を望んでいないようにみえる勢力がある」とも語ったが、どういった勢力かは具体的に示さなかった。
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