[ワシントン/ナイロビ 10日 ロイター] – 米国務省は10日、ブリンケン国務長官が来週エチオピアとニジェールを歴訪すると発表した。アフリカでの影響力拡大を目指す中国やロシアの動きに対抗する。
エチオピアでは、2年間にわたる紛争を経て、政府と北部の反政府勢力が昨年11月に合意した停戦の履行状況を巡り協議するほか、人道支援や食料安全保障、人権問題について話し合う。アフリカ連合(AU)のファキ委員長とも会談する見通し。
ニジェールではバズム大統領らと会談し、外交や民主主義、開発、防衛などについて意見交換を行う予定。ニジェールは米国にとり主要な安全保障上のパートナーで、米国務長官による同国訪問は史上初という。
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