最近、Twitterで「COVID-19」と「Fauci」がトレンド入りしていた。しかし、これらのハッシュタグをクリックしても、政府のメッセージは流れて来ない。
その代わりに、米インフルエンサー Dr. イーライ・デイヴィッドのツイートが流れてきた。投稿内容は次の通りだ。
「ロックダウン、マスク、ダブルマスク、レムデシビル、ワクチン、ブースター接種、ウイルスの起源について、ファウチ氏は間違っていた。彼が正しいことを言ったことがあっただろうか。新型コロナについて彼が正しかったことが一つでもあったなら、挙げてほしい」
中途半端な真実にうんざり
人々は政府の医療機関に騙されることにうんざりしている。ソーシャルメディアなどで、それがだんだんと明らかになってきた。政府機関が人々の利益を最優先に考えているはずがないと、皆気づき始めている。
先週、私は日向ぼっこをしている老夫婦と会話をした。2人は海辺の折りたたみ椅子に腰掛けて、行き交う人々をよそ目に、大西洋を眺めていた。
「一秒一秒を楽しむことよ」と奥さんが私に言った。「私の夫は認知症で大変。いつ旅立つかわからない。2週間前、親友から泣きながら電話があった。46歳の息子がベッドで亡くなっているのを発見したそうよ。理由は誰にも分からないわ」
私は「彼が予防接種を受けたかどうか分かります?」となるべく柔らかな口調で尋ねた。「変な質問に聞こえたらすいません。でも、ワクチン接種後の若い男性に心筋炎や心膜炎が見られています。フロリダ州の外科医はもう若い男性へのmRNAワクチン接種を推奨していません。 もしかしたら、予防接種がそういう原因不明の突然死を引き起こしているのかもしれません」
すると、「それは知らなかった」と彼女は言った。「でも、彼がワクチンを接種したことは確かよ。私は何回も打ったからもうだめね」
「もう5回目だったかしら」と彼女は夫に向かって言う。「バカバカしくなってきた。それでも新型コロナに2回もかかった。もうこれ以上は結構よ」
原因不明の死者が続出
先進国の少なくとも30カ国で、原因不明かつ年齢不相応な突然死が急増している。
アイルランドでは、1月に多くの人が亡くなったために葬儀が延期されたと地元のニュースが伝えている。
『原因不明:2021年と2022年における突然死の流行(仮題)』の著者 エドワード・ダウド氏は、先進国での若者の突然死はmRNAワクチンによるものだと主張している。
ダウド氏は、米国において、新型コロナに起因するとされた2020年の超過死亡が、2021年に始まった突然死の大幅な急増に比べてかなり小さかったことを示している。2021年は、新型コロナワクチンが広く流通した年だ。
重要なのは、2021年の18〜64歳の死亡例のほとんどが、新型コロナに起因していなかったことだ。
ダウド氏は著書の中で、「2021年2月から2022年3月にかけて、ミレニアル世代は、ベトナム戦争に相当する6万人以上の超過死亡率を経験した」と述べている。ウォール街出身のダウド氏は、トレンド追跡・予測の専門家で、世界的な投資会社「Phinance Technologies」の創業パートナーだ。
「12年におよぶベトナム戦争の戦死者と同数の健康な若者が、今は12ヶ月間で亡くなっている」
3人の死亡で中止された豚インフルワクチン
1976年10月13日、ニューヨーク・タイムズ紙は「豚インフルエンザの予防接種が9つの州で中止に、接種後3人が死亡したため」と題した記事を掲載した。
2月24日時点で、予防接種安全性モニタリングシステム(VAERS)を通じて、米疾病対策予防センター(CDC)に、新型コロナワクチン接種後の死亡が34,576件報告されている。ただ、これでも過少報告だったとされている。
報告されたすべてのワクチンによる死亡数は、新型コロナワクチン接種開始前(2020年)の420件から、開始後(2021年)には22,278件へと急増している。増加率にして実に5,304%となる。
勇気ある世界中の医師らが声を上げる
新型コロナのmRNAワクチンによる被害がその効果を上まわっているという証拠が増えるにつれ、世界中の医師や健康専門家は、自らが職を失う危険を冒してでも、接種プログラムの継続に反対の声を上げている。
特に問題なのは、若者にとって新型コロナ感染症は通常軽度であり、簡単に克服できるにもかかわらず、彼らにmRNAワクチンを投与することだという。
日本の心臓血管外科医、ブースター中止を提言
日本の心臓血管外科医である山本賢二医師は、これ以上新型コロナワクチンを接種するのは危険すぎると主張した。
山本医師は「Virology」誌に掲載された査読付き文書で、「安全対策として、これ以上のブースター接種は中止すべきだ」と述べている。彼は、ワクチンによって誘発された免疫性・血栓性血小板減少症によって死に至ったケースを目の当たりにしている。
山本医師と彼の同僚は、ワクチンが一部の患者の著しい免疫障害を招いていることを発見した。抗生物質が効かない感染症で死亡した例もあり、山本医師はその原因をワクチンによる免疫障害に求めている。
「これまで、mRNAワクチンのメリットとデメリットを比較し、ワクチン接種が一般的に推奨されてきた。新型コロナパンデミックがより制御されるにつれて、ワクチン後遺症がより明らかになると思われる」
「遺伝子ワクチンに含まれるスパイクタンパク質に起因する心血管疾患、特に急性冠症候群が増加するだろうといった仮説が立てられた。免疫機能の低下による感染症リスクの他に、主に循環器系で、明らかな臨床症状が無く隠れたままになっているワクチンによる未知の臓器障害のリスクが考えられる」
英国の心臓専門医「前例のない被害が出ている」
キャリアを通して断固としてワクチンに賛成してきた英国の心臓専門医、アシーム・マルホートラ医師は、当初、新型コロナワクチンプログラムを擁護し、いち早く接種を済ませた。
しかし、膨大な時間をかけてワクチンを調査し、入手可能なすべての科学的データを慎重に検討したのち、マルホートラ医師はもはやワクチンを推奨しなくなった。
彼は、最近のインタビューで、このワクチンによって「未曾有の被害が出ている」と語っている。
さらに、彼はいくつかの査読付き論文を発表し、得られたデータについて説明している。彼は「mRNA技術を用いたランダム化比較試験による再分析では、新型コロナ感染症による入院よりも、ワクチンによる重篤な有害事象のリスクが高いことが示唆されている」と述べている。
豪州の心臓専門医、接種中止を呼びかけ
オーストラリア・シドニーを拠点とする心臓専門医のロス・ウォーカー医師は、自身の診療所だけでmRNAワクチン接種後に引き起こされた約70件の心臓疾患症例を見てきたという。
彼は今、mRNAワクチンは「非常に炎症性の高い」ワクチンであり、決して義務化されるべきではなかったと考えている。
ウォーカー医師の一部の患者は、動悸、胸痛、息切れなどの心臓の問題が、ワクチン接種後に半年も続いているという。
彼は「ファイザーやモデルナのようなmRNAワクチンを使う必要はない」と英紙「Daily Mail」豪州版に語っている。
解決策はmRNA技術ではない、華人医師が訴え
ウイルス学と免疫学の研究において、20年以上の経験を持つの董宇紅医師(Dr. Yuhong Dong)も声を上げている。彼女はエポックタイムズに寄稿する医療系コラムニストでもある。
董医師は中国の北京大学で感染症学を専攻し、博士号を取得。2010年から2017年まで、スイスの製薬大手ノバルティスファーマで上級医科学専門家および医薬品安全性監視のトップを務めた。その間、4度の企業賞を受賞している。
彼女はエポックタイムズに宛てたメールで、次のように述べた。「新型コロナワクチンはSARS-CoV-2感染から人々を守らず、異常血栓、心血管の問題、脳卒中、突然死、免疫障害、神経損傷、生殖機能の問題などの深刻な有害事象を招く。前臨床試験と臨床試験に基づく十分な証拠がこのことを証明している」
「一般集団レベルでは、リスクがメリットよりも重くのしかかる。新型コロナワクチンプログラムを直ちに中止するという、まともで合理的な決断を下すべきだ」
ウイルス感染に負けない強い免疫力を作るための解決策は、mRNA技術ではないと董医師は述べる。
「いかに神から授かった自然免疫を維持・強化し、有害な生活習慣や考え方を改めるべきかを、人々に教える必要がある」
「即座に停止すべき」
ノースカロライナ州の元小児科医 ボズ・ラベネル氏は、「死亡を含む副作用のシグナルは未知数なので、新型コロナワクチンプログラムは即座に停止すべき」と述べている。ラベネル医師は31年間は個人開業医として、11年間はアカデミアで、6年間は統合医療の現場で小児医療に携わった経歴を持ち、現在は引退している。
ラベネル氏はエポックタイムズに対し、SARS-CoV-2とワクチンに関する研究に4,500時間以上を費やしたと語った。
「現在のウイルス感染による死亡や重症化のリスクは統計的に低く、効果的な外来治療が可能であり、ワクチンによる絶対リスク低減率は0.5~1.6%と非常に低い」
「mRNAワクチンは、感染や伝染を阻止するというワクチンの基本的な機能を果たせていない」
「歴史のゴミ箱に捨てられている」
30年以上にわたって救急医として活躍してきたアトランタのトーマス・レッドウッド医師は、新型コロナワクチンの接種義務に従わなかったために権利を失い、現在はアラバマ州で開業している。
彼はエポックタイムズに対し、「新型コロナのワクチンプログラムは完全に終了させるべきだ。安全で効果的と宣伝されたが、そのどちらでもなかった」と語った。
また、レッドウッド医師は、医学界がこれらのワクチンをまだ擁護し、ひいては推進していることに驚いているという。
「同じような有害事象のプロファイルを持つ他のどのワクチンも、市場から撤退している。このワクチンは感染も伝染も防げない実験的な薬品であり、歴史のゴミ箱に捨てられている」
心臓に害のある毒素
小児心臓専門医のカーク・ミルホーン医師は、エポックタイムズに宛てたメールで、スパイクタンパク質に関して、「心毒性を持つことが今では知られている」と指摘している。
「感染による死亡率が非常に低い呼吸器系ウイルスの予防効果を期待して、わざわざ心臓に害のある毒素を体に作らせるのは無意味だ」
被った傷を癒す必要がある
ノースカロライナ州ハンターズビルのホームドクター、カミー・ベントン医師は、早期から新型コロナワクチンプログラムに懐疑的だったという。
「単純に、当初から科学的根拠が使用承認の基準を満たしていなかった」と、ベントン医師はエポックタイムズに語った。
「ワクチンがその誓約を破り、身体的レベルだけでなく、世界規模の心理社会的レベルでも重大な害をもたらしたことを、現行のデータは示している」
「私たちは、自分たちの自由と健康が被った傷を、あらゆるレベルで癒す必要がある」
この記事で示された見解は著者の意見であり、必ずしもエポックタイムズの見解を反映するものではありません。
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