中国の著名な人権派弁護士である高智晟氏が失踪してから6年が経過した。8月13日、世界の多くの主要都市では高智晟弁護士を支持する集会が一斉に開催される。
米国在住の人権活動家で、「高智晟救出共同署名活動」の呼びかけ人でもある界立建氏が公表したリストによると、米国、カナダ、ニュージーランド、英国、オランダ、日本、韓国、台湾などの計64の民主団体が中国共産党に対する抗議集会への参加や支援を表明する予定。このなかには、中共の迫害を受ける香港やウイグル、チベットの人権団体、キリスト教団体なども含まれている。
「中国の良心」と呼ばれる高智晟弁護士は、法輪功学習者など迫害されている弱者を支援したため、2006年8月に弁護士資格を剥奪された。その後、高氏は中国の秘密警察に拉致され拷問を受けた。同年12月「国家政権転覆罪」で懲役3年、執行猶予5年の判決を受けた。
ところが2017年8月13日、再び姿を消し、現在まで行方不明となっている。
「夫は野心的な革命家ではない。自分の良心のために立ち上がり、中共の人道に対する罪を暴き、中共の醜い素顔を世界に見せた一人の弁護士である」。高氏の妻(米国へ亡命)の耿和さんはかつてそう強調した。
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