[ウェリントン 27日 ロイター] – ニュージーランドで27日、先月の総選挙で勝利した中道右派、国民党のクリストファー・ラクソン党首が首相に就任した。来週から議会が始まり、中央銀行の新たな責務や石油・ガス探査の解禁などの政策に着手する。
中道右派の国民党は24日、右派ACT党とポピュリスト政党ニュージーランド・ファースト党との連立合意に正式に署名した。3党による連立が決まり、6年続いた左派政権に終止符が打たれた。
24日に発表された次期政権の連立合意文書には、中央銀行の単一権限化、マオリ語の使用撤回、石油・ガス探査の解禁など多くの政策が盛り込まれている。
緑の党はこの日石油・ガス探査を解禁しないよう求める署名活動を開始した。
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