[ジャカルタ 4日 ロイター] – インドネシアで3日に噴火したマラピ火山で登山者の捜索に当たっていた救助隊は4日、11人の死亡を確認した。12人が依然行方不明となっているが、現地が危険なため捜索は中断されている。
スマトラ島のマラピ火山は現地時間3日午後2時54分ごろに噴火し、上空3キロまで火山灰が上がった。
地元救助隊によると、噴火当時は75人が付近にいたという。
当局は、マラピ山の警戒レベルを上から2番目に高い水準に設定し、火口から3キロ以内への立ち入りを禁止した。
ビデオ映像によると、火山灰の巨大な雲が一面に広がり、車や道路が火山灰で覆われている。
4日も小規模な噴火が続いている。
49人の登山者が避難し、多くがやけどの治療を受けているという。
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