[ブエノスアイレス 18日 ロイター] – アルゼンチン中央銀行は18日、政策金利を28日物中央銀行債(Leliq)の利率から翌日物リバースレポ金利へ切り替えると発表した。政策金利は19日以降、翌日物リバースレポ金利となる。
28日物Leliqの利率は現在133%、翌日物リバースレポ金利は12月13日以降100%となっている。同国が経済危機に見舞われる中、金融政策の透明性を高める狙いだ。
ファンド・コープのエコノミスト、ロベルト・ゲレット氏は、政策金利の変更は銀行と預金者を国債へと向かわせると考えられるが、外国為替市場におけるドルのコストを押し上げる可能性があると話した。
インベノミカのディレクター、パブロ・ベスメドリスニク氏は、この措置が成功すれば、公的債務を減らすとともに、企業への間接的な融資を徐々に増やす余地を拡大する可能性があるとの見方を示した。
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