[15日 ロイター] – 米実業家ビベック・ラマスワミ氏は15日、2024年大統領選の共和党候補指名争いから撤退すると表明し、トランプ前大統領を支持する意向を明らかにした。
ラマスワミ氏は選挙戦で一貫してトランプ氏を擁護していた。
共和党の指名争い初戦となった15日のアイオワ州党員集会で、ラマスワミ氏の得票率は途中集計の段階で7.7%前後と4位にとどまった。
同州デモインで支持者を前に「私が次期大統領になる道はない」と述べた。その上で「米国第一」を掲げるトランプ氏を全面的に支持すると表明した。
トランプ氏は勝利宣言で「ビベックも祝福したい。彼は素晴らしい仕事をした」と述べた。
ラマスワミ氏は討論での好戦的な姿勢などから当初は注目を集めたものの、昨年末までに共和党候補者に関する全米世論調査で支持率は1桁台前半に落ち込んでいた。
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