[ワシントン 26日 ロイター] – 米ホワイトハウスは26日、バイデン大統領が29日にメキシコと国境に接する南部テキサス州ブラウンズビルを訪問し、米国境警備隊や地元指導者らと会合すると発表した。
また、共和党の最有力候補であるトランプ前大統領の陣営によると、トランプ氏も29日にメキシコ国境に隣接するテキサス州イーグルパスを訪れる予定。不法移民問題が11月大統領選で最大の争点の一つとなるとみられる。
1月のロイター/イプソスによる世論調査によると、バイデン大統領の支持率は38%に低下した。移民問題を巡る懸念が強まっていることが背景。回答者の17%が移民問題を米国が直面する最重要問題に挙げた。昨年12月時点の11%から上昇した。とりわけ共和党支持者の36%が移民問題を最大の懸念と回答した。
トランプ氏は24日に行われたサウスカロライナ州予備選で、同州知事を務めたヘイリー元国連大使に勝利。予備選5連勝で指名獲得にさらに近づいたことから、バイデン氏との本選対決に注力する計画だ。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。