米国連大使が板門店訪問、北朝鮮擁護やめるよう中ロに求める

2024/04/16 更新: 2024/04/16

Hyunsu Yim

[板門店(韓国) 16日 ロイター] – 韓国を訪問している米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は16日、非武装地帯にある板門店を訪れ、ロシアと中国に北朝鮮の制裁逃れを擁護しないよう求めた。

大使は記者団に、国連安全保障理事会で北朝鮮制裁を監視する専門家パネルの任期延長決議案にロシアが拒否権を行使し、中国が棄権したことについて、国際的な制裁を回避しようとする北朝鮮を「力づけ」、説明責任から北朝鮮を「かばう」だけと指摘。

「外交手段を選択して建設的な対話に向け交渉の臨むことを北朝鮮がに促すよう、ロシアと中国に求める」と述べた。

また、韓国、日本などの安保理パートナーと協力し、制裁の実施などを監視し続けるための方法を検討するとした。

大使はその後、ソウルで若い脱北者らと面会、「勇気があり感動的な」行動と称賛した。

Reuters
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