喉がひどく痛む症状が増える中国 「コロナは未だに終息していない」

2024/04/17 更新: 2024/04/17

中国の病院では現在PCR検査は実施されていない。しかし今回の馬英九元台湾総統の訪中に際して、彼に同行する記者たちには4度のPCR検査が要請された。これは何を意味しているのだろうか?

4月10日に行われた馬英九氏と習近平の会談で、中国共産党(中共)は報道陣に2度のPCR検査を求めた。

馬英九氏が4月1日に中国本土へ到着してから、同行する台湾の記者たちは既に2度のPCR検査を経験しており、今回の要請で合計4度の検査を受けることになった。

中国での新型コロナウイルスに対する封鎖政策が解除されてから1年以上が経ち、かつてのPCR検査用ブースはもはや存在せず、大規模な病院でもPCR検査は特別なケースに限られている。

それにもかかわらず、馬英九氏と習近平の会談を取材する記者たちに対してPCR検査が要求されたことが、外部からの関心を引いている。

大紀元新聞の記者が中国の市民に行ったインタビューによると、新型コロナウイルス(別名:中共ウイルス)の脅威は依然として存在している。

ウイルスは変異を続け、中国共産党の疾病予防管理センターのデータによれば、今年の3月1~31日にかけて中国で確認された新型コロナウイルス感染症例は、全てオミクロン変異株であり、その中には89の異なる分枝が含まれている。現在主流となっているのはJN.1系統の変異株で、最も多い3つの割合はJN.1、JN.1.4、JN.1.1だ。

新型コロナは常に私たちの近くにある

福建省の厦門市に住む呉佳妮(仮名)さんは、4月15日に大紀元新聞記者のインタビューで、4月8日に厦門の伝統医療の病院で新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを公表した。

最初は喉に違和感があったところから始まり、次の日には発熱、寒気、全身の倦怠感、頭痛に見舞われたと話す呉さんはまだ回復途中で、体力がなく、日々、少し歩くだけで疲れを感じている状態だ

また、広東省の汕頭市に住む呉俊(仮名)さんも最近、新型コロナウイルスに再び感染した。彼にとっては2回目の感染で、前回の感染よりもずっと苦しい体験だったという。「一度感染したら、その記憶は忘れられない」と呉さんは強調する。

4月14日には、全身の痛み、頭痛、喉の痛み、下痢、不眠、味覚を失うなどの症状に悩まされていることを記者に伝えた。

「この地域では感染者数が多く、どのようにして感染が広がったのかは明らかではありません。単なる風邪と見なされがちですが、ウイルスは常に存在し、避けることは不可能です。変異したウイルスが弱毒化することを期待するしかないのですが、ウイルスが完全になくなることはほとんど考えられません」と呉さんは語る。

喉が刃物で切られるように痛む

感染者の中には、喉の痛みを新型コロナウイルス感染の新しい顕著な症状として報告する者がいる。前述の呉佳妮さんは、繰り返し発熱と寒気を感じた後、刃物で切られるような喉の痛みと四肢の痛みを経験したと述べ、これが新型コロナウイルスの感染症状であると話している。

江西省吉安市の女性、周華(仮名)さんも4月13日に、3月に新型コロナウイルスに感染したこと、そして主な症状が喉の痛みであったことを報告した。「まるで喉を刃物で切られるような痛みがあり、微熱が出たり、繰り返し熱が出たり、筋肉痛や首の痛みも経験した」

症状が悪化し、歩く際に支えが必要になったり、感覚が鈍くなったり、食欲がなくなるなど、耐え難くなり、彼女は病院で様々な検査を受け、最終的に感染が確認された。

「急に症状が悪化し、息苦しさを覚えたこともあった。その時、遺言を考えるほどで、涙が止まらなかった。目覚めても目を開けることができず、手も動かせない状態だった。多くの薬を服用してようやく症状が軽減した」と彼女は述べている。

雲南省昆明市に住む張昊(仮名)さんも、最初は喉に違和感を感じ、その後頭痛や腰痛が始まり、ついには全身の痛みと高熱に苦しんだ。特に、喉の強い痛みと咳がひどかったそうだ。

感染拡大、当局による死亡者数の隠蔽

中国では新型コロナウイルスの感染者数が再び増加しており、死亡者数も上昇している。

公式の統計によると、3月の死亡者数は1月の8.67倍、2月は1月の約7.33倍になった。3月4~10日にかけての陽性率は18.2%から、3月11~17日には21.1%に上昇した。

これは、診察を受けた5人に1人が感染していることになる。3月の重症患者数は1月の約4.39倍に増えた。しかし、中国政府が情報を隠しているため、実際の数値がどの程度なのかは不明だ。

湖北省武漢市の住民である張詠(仮名)さんは、4月8日に大紀元新聞に対して、当局が情報を隠して実際の状況を公表していないと指摘した。「病院は満床で、心筋梗塞や脳梗塞が若者にも増えている。死亡者数は多いが、死因は明かされず、詳細について話す人もいない。すべてが通常死とされ、情報も封じられている」と述べた。

また、ある病院の主任医師である劉医生氏は、最近大紀元に対し、自らが勤務する病院で入院患者が急増しており、多くが新型コロナウイルスの感染やその後遺症で苦しんでいると話した。

患者の中には嘔吐や下痢を訴える人が多く、元気だった人が次の日に亡くなることもある。病院は夜間に密かに遺体を運び出し、昼間の搬出は避けているという。

劉氏によれば、病院では数回にわたり特別会議が開催され、院長は医師たちに対して患者が新型コロナウイルスに感染していることを認めないよう指示している。感染を認めた医師は責任を追及される可能性があり、これは国の方針であり、関連する記録を残すことは禁じられている。

多くの中国国民も、コロナウイルスの脅威が依然として存在するとの声を上げている。

寧芯
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