最近、深刻な干ばつにも見舞われている中国内陸部の河南省で撮影されたある動画が話題になっている。
「(河南省の)天気がどれほど熱いか、見せて差し上げよう」と動画の冒頭で語る撮影者の男性。
すると、男性は手に持っていた「アリの大群が蠢くスイカの皮(食べカス)」をコンクリート地面に落とした。落下の衝撃でスイカの皮の上から地面に叩き落されたアリたちは最初のうちは地面の上を動き回っていたが、次第に動きが鈍くなり、約10秒後に「全滅」し、動かなくなった。
「ほらね、(アリたちは)焼死した」と撮影者はため息をついた。
中国北部ではこのほど、3段階の警告システムで最も深刻な赤色警報が発令されるなど深刻な干ばつに襲われるいっぽう、南部ではほとんどの地域で連日のように雨が降り、洪水になっている地域もある。南北で気候の対比が鮮明となった。
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