トランプ氏銃撃 目撃者「犯人が屋根を這っていた」

2024/07/14 更新: 2024/07/14

7月13日、ペンシルベニア州バトラーでの選挙集会中に、前大統領ドナルド・トランプ氏が銃撃され、事件直後にシークレットサービスが迅速に対応した。現場にいた数千人の参加者は恐怖と混乱に包まれた。大紀元は、事件前に犯人が屋根を這っているのを目撃した人を取材した。

その日の集会には数千人が参加しており、ある参加者は大紀元の記者に対し、犯人が「屋根を這っていた」のを目撃したと語った。また別の参加者は「怒り、悲しみ、そして衝撃を感じている」と感情を表した。

目撃者証言「犯人は屋根を這っていた」

2024年7月13日、ペンシルベニア州バトラー郡のBrenckle’s Farms and Greenhousesで農業を行うグレッグ・スミス氏(左端)とその妻ステファニー・コストロー氏(左から2番目)を含む家族が、地元で行われたトランプ氏の選挙集会に参加した。(子琴/大紀元)

グレッグ・スミス氏は、銃撃事件が発生した際にたまたまその場にいた観客の一人だ。彼はバトラー郡のBrenckle’s Farms and Greenhousesという農場を経営しており、事件があった日には妻や他の家族と共にいた。

「大紀元時報」の取材に対し、スミス氏は事件が起こった時、自分と家族は犯人が隠れていた淡色の家の向かいにある木立の端にいたと述べた。

スミス氏は、向かいの家でライフルを持った人物が屋根を這っているのを目撃し、「私は木のそばに立っていました。その家の屋根に人がいるのが見えました」と話した。

「私たちはそこに立っていて、屋根の上がはっきり見えました。屋根を這っていた人物がライフルを持っているのが確認できたのです」

スミス氏はさらに、「大紀元時報」に対して、自分が現場でシークレットサービスに警告したことを伝え、「私たちは犯人を指さしていました。その時、シークレットサービスの職員が木のそばで私たちを見守っているのがわかりました」と述べた。

「私はその場に立ち、1、2分間屋根の上にいる人物を指し示し続けました」

「警察は近くをパトロールしていましたが、私たちは『あそこを見てください、屋根の上にライフルを持った人がいるんです!』と警告しました。しかし、警察はどのように対応すべきか迷っているようで、ただ周囲をうろついているだけでした。その後、その人物が屋根の頂上に登り、銃を撃ち始めました。撃たれた弾の数はわかりませんが、私たちはその場面を目撃しました。」

「それから、人々が慌てて走り出し、その瞬間から現場は混沌としました」

「アメリカでこのような銃撃事件が起きるべきではないと私は考えています。政治的な意見の違いだけで、このような暴力が生じるべきではありません」とスミス氏は言う。「これは決して許されるべきことではなく、アメリカの尊厳に反する行為です。人々が取るべき行動ではないのです」

銃声が響くと、胃が強く不快感を覚えた

2024年7月13日、ドナルド・トランプ前アメリカ大統領がペンシルベニア州バトラーで開かれた選挙集会で銃撃された際、ビル・ベイリー氏はその場に居合わせた。(子琴/大紀元)

ビル・ベイリー氏は現場にいて、「私はその時、通りの向かい側で、私たちの店のテントの近くにいました」と話した。

「7発ほどの銃声が聞こえたと思います。そして、人々が慌てて逃げるのを見ました。その後、知人数人が私たちのところに駆けつけてきました。私たちはちょうどその場を離れようとしていたところでした。友人の一人は、犯人がいたとされる建物のすぐ近くにいたのです」

「銃声を聞いた瞬間、胃がひどく痛んだんです。本当に怖かった。こんなことが実際に起こるなんて、信じられますか? それが私をとても不安にさせたんです」

怒りと悲しみ、そして衝撃

2024年7月13日、アメリカの前大統領ドナルド・トランプ氏がペンシルベニア州バトラーで開催された選挙集会で銃撃された際、パム・アルトホフ氏はその場に居合わせた。(子琴/大紀元)

銃撃事件が発生したとき、アルトホフ氏もその集会に参加していた。彼女はその夜の9時ごろ、大紀元の記者に、ミシガン州から来たことや、集会でブースを出していたことを伝えた。

彼女は次のように述べている。「その時、私は会場内のパビリオンの真ん中にいました。トランプ氏がステージで話し始めたすぐ後、私たちの位置から大きなスクリーンが見えたんです」「銃声がして、びっくりしました。誰かが花火を上げたのかと思いましたよ。そして、人々が慌てて走り回るのを見ました」

アルトホフ氏は、この夜の銃撃事件について「怒り、悲しみ、そして衝撃を感じている」と述べている。

「どうしてこんなことをする人がいるのでしょうか。私自身クリスチャンですけれども、犯人が死んだこと、銃を持った人が射殺されたことには安堵しています。彼は死に値する行為をしました。他人の命を奪うなんて、彼は許されるべきではありませんでした。これは信じがたいほどの衝撃的な出来事です。スタジアムで席に着き、トランプ氏を見ようとしていた支持者の中には、二度と家に戻れなくなった人がいます。亡くなってしまったのです」

ステージへ向かう途中、銃声が響いた

ヘザー・ピューさん(右)とビル・ピューさんは、トランプ氏の地元集会に出席した。(子琴/大紀元)

ヘザー・ピューさんとビル・ピューさんも、トランプ氏の地元集会に出席した。ヘザー・ピューさんは「セキュリティー・チェックを通過し、ステージに向かっている途中で『バン、バン、バン』という銃声が聞こえました。私はすぐにその場から走り去りました」と語った。

「ちょうど前大統領を撮影するのに良い場所にいた時、銃撃が始まりました。周囲は人々でごった返していました」とピューさんは振り返る。

ピューさんは哀しみを込めて、「これはアメリカらしいことではありません。アメリカでは、選挙で争っている大統領候補を暗殺するなどということはしません」と述べた。

子琴