[ウィルクスバリ(ペンシルベニア州) 17日 ロイター] – 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が17日発表した世論調査によると、11月の米大統領選挙で激戦州とされる南部アリゾナ州などで民主党候補のハリス副大統領が共和党候補トランプ前大統領をリードまたは追い上げている。
アリゾナ州ではハリス氏の支持率が50%、トランプ氏が45%、ノースカロライナ州はハリス氏が49%、トランプ氏47%とリード。ネバダ州ではトランプ氏の支持率が49%でハリス氏47%、ジョージア州はトランプ氏が50%、ハリス氏46%でトランプ氏が優勢だが差は縮まっている。トランプ陣営の世論調査担当者は、NYTの調査ではトランプ氏の支持が低めに出ていると指摘した。
トランプ氏は17日、「ラストベルト」と呼ばれるペンシルベニア州で演説し、ハリス氏はバイデン大統領よりも打ち負かしやすいと述べた。同州では、バイデン氏の大統領選撤退表明までの数週間はトランプ氏が優位に立っていたが、ハリス氏の参戦で状況が変わった。世論調査追跡ウェブサイト「ファイブサーティエイト」によると、ハリス氏がトランプ氏を2%ポイント以上リードしている。
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