大手タイヤメーカーのブリヂストンは1日、国際オリンピック委員会(IOC)の最高位スポンサー契約を今年いっぱいで終了すると発表した。9月にトヨタ自動車やパナソニックが相次いで契約満了を発表した。これによって、最高位スポンサーから日本企業が全て姿を消す。
ブリヂストンは2014年からワールドワイドパートナーとして、オリンピックとスポンサー契約を結んだ。2018年にはパラリンピックのスポンサーにも加わった。同社は今後、「原点である『タイヤ』を通じて、サステナブル(持続可能な)なグローバルモータースポーツ活動に注力していく」としている。
トヨタ自動車の豊田章男会長は動画で、撤退理由について「アスリートファーストなのかな」と疑問視して、「政治色も強くなる」と語った。
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