アメリカ政府高官は14日、イラン政府に対してトランプ前大統領を標的としたあらゆる陰謀をやめるよう求め、同氏の命を狙う企ては戦争行為とみなすと警告した。ロイター通信が報じた。11月5日に大統領選挙を控える中、アメリカは警戒感を高めていることが伺える。
今月12日には、選挙集会に向かおうとしていた男性が、検問所で複数の銃を違法に所持していたとして逮捕された。容疑者の車内からは異なる氏名を記載した複数のパスポートと運転免許証が見つかった。
容疑者は13日、保釈金を支払うことで一時釈放するという。またリバーサイド郡の保安官事務所のビアンコ保安官は、13日の記者会見で「おそらく3回目のトランプ氏暗殺の試みを防いだ」と述べた。なおトランプ氏と参加者にけがはなかった。
トランプ氏に対する暗殺は今年7月に東部ペンシルベニア州で、9月には南部フロリダ州でも発生しており、暗殺未遂事件が続いて発生する異例な事態となっている。
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