社会問題 捕まれば「逮捕」 それでも我が道を行く若者たち

【画像集】「コスプレ禁止」でも関係ない 当局への「不満」を全身で表現する若者たち 2024上海ハロウィン

2024/10/29 更新: 2024/10/29

本来、若者が仮装をエンジョイできるイベントであったハロウィン、しかし近年では「少しばかり」、反共運動的な感じが匂うようになり、若者たちはアイデアを振り絞って、そして全身を通じて社会や政府への不満を表現している。

去年あまりに「派手にやらかした」ためか、「魔都」という古からの異名を持つ上海では、今年は「コスプレ禁止」となった。

2024年ハロウィン前夜、市民によるコスプレをやめさせるため、上海の町では警察官や警備員、私服警官、パトカーがうようよしてるが、自由と刺激を求める今時の若者を止めることは、そう簡単ではない。

 

2024ハロウィン前夜、「コスプレ者を排除すべく」町をパトロールする上海警察(動画よりスクリーンショット)

 

事前情報から、「ハロウィン当日は相当厳しいだろうから」と、コスプレイヤーたちの「行動」が前倒しになった。

警察がうようよしている中で「コスプレ姿」で見つかればすぐさまパトカーの中に押し込まれる。自分でコスプレ服を脱がないようなら、脱がされるらしい。

下の画像のなかのコスプレイヤーの「大仏さま」や「孫悟空」らはどうなったか、一部コスプレ市民は逮捕されているようで、何人が「生き残れた」かはわからない。

 

2024ハロウィン前夜、警察官や警備員、私服警官、パトカーがうようよしている仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)

 

しかし、いざ警察に取り押さえられて「逮捕」という大ピンチの事態となっても、現場の見物客に向かって「バイバイ」したり、カメラに向かって「にっこり・ピース」する若者も多い。その顔には「悪いことをした」といった反省の色は全く見られず、むしろ、ある種の「誇りを持っているのかな」とすら感じられる。

コスプレ服の若者が逮捕される現場では、「なぜ捕まえる? 何の罪があるのか」などと周りの市民も不満の声を上げている。

なかには「止め」に来た警察官と抱き合う、やんちゃ系のコスプレイヤーもいる。

パトロールする公安や警備員を避けながら、そして追いかけ回されながらも、コスプレを続けようとするその執念には、感服せざるを得ない。

なお、上海に集まった若者の多くは、他省から駆け付けているという。

2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)
2024ハロウィン前夜のコスプレイヤーたち、仮装禁止の上海で(SNSより、大紀元合成)

 

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李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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