今月20日、上海の高級物件を所有する住民が、高級車に権利擁護のための落書をしたことがわかった。
横断幕に権利擁護のスローガンを書いて抗議する風景は、いまは中国各地で日常茶飯事的に見られるが、世界で最も高い自動車ともいわれる「ランボルギーニ」の車体にスプレーで権利擁護のスローガンを書くのは、かなり珍しいため、関連ニュースは中国SNSのトレンド入りするほど、話題になった。
書かれた文字はこれだ。
「『星河湾』は買うな、管理会社はクソだ(別買星河灣,物業像坨屎)」
高級車の所有者は、その「買うな」と名指しでこき下ろす「星河湾花園」の物件を所有する何さん(男性)である。
何さんは自身のSNSにも「上海星河湾花園に存在する問題」を訴えるための複数の動画を投稿している。
それによると、「団地の衛生環境も悪く、壊れた設備の修理もずっとしてくれない。
一部の住宅には水漏れやひび割れなどの品質上の問題もある」という。
「警備員も管理会社も本当にひどい、高級物件に相応しくない。恣意的な料金徴収はするし、何かがあると、すぐに『監視カメラが壊れている』と言うしか能がない」
「高級車スプレー事件」が世論の注目を受けると、何さんは「管理会社から嫌がらせの電話やSNSがきて、彼らは警察を通じて、私の家族にも連絡をとり、私の生活に多大な影響を与えた」
「管理会社はは私の車をバリケードで囲んだ、いまは家に帰る勇気もない」と訴えている。
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