24日、中国・上海の路上で、配達員が急死した模様。
現場を捉えた動画のなかには、倒れたバイクの下敷きになる形で配達会社の制服を着た配達員と思われる男性が動かなくなっていた。
市民の通報で駆け付けた警察が起こそうとしても、目を開けず動くこともなくすでに死亡していた様子だった。
このように、配達員が街中で急死する事件が相次いでおり、ネット上では「低層労働者の悲哀」を嘆く声であふれている。
(現場の様子)
9月には、浙江省杭州市の路上に停められた電動バイクの上で動かなくなったフードデリバリー配達員の姿があった。「過労死ではないか」とされる。この男性は「配達王」とも呼ばれ、配達業の中でも「最も多くの注文をこなす」ことで有名だったという。
経済不況の中国では、各業界において生き残りをかけた熾烈な競争が繰り広げられ、とくに社会底辺で働く人たちの状況は実に悲惨である。
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