社会問題 過去に警察に「勝利」したこともある「村」

【動画あり】中国広東省の村で「官民大戦」

2024/12/04 更新: 2024/12/04

広東省湛江市(たんこうし)にある「承梧村(しょうごむら)」では「巻貝の養殖」が村民の主要な収入源である。しかし、現地政府はこれを禁じる政策を打ち出したがために、村民たちは9月末から抗議しており、その闘いは今も続いている。

10月15日には、こっそり村に乗り込んで抗議する村民(1人)を逮捕した警察とそのパトカーを他の村民が包囲して丸1日取り囲む「事件」が起きている。

結局、警察が最終的「負け」を認め、逮捕した村民を解放し、「命からがら」村から脱出した。

いっぽう、警察の手から逮捕された仲間を救出した村民たちは、祖先を祭った祠堂で、勝利の爆竹を鳴らして大々的に祝った。

 

(村に入った警察とパトカーを包囲する中国広東省「承梧村」 2024年10月15日)

 

それが今月、抗議する村民を鎮圧すべく、またしても警察らが村へ乗り込んできた。

今度は完全武装だが、村民たちは怯むことなく、横一列に広がる警察隊を相手に、バケツやホースなどを使って水をまいて応戦(?)している勇姿を捉えた動画がSNSに投稿され、「勇敢だ!」といった支持と拍手喝采の声がネットに広がっている。

現地民によると、村では村民総出で対抗しているだけでなく、他所へ出稼ぎに村を出た若者まで、呼び戻しているのだという。

 

「承梧村」に乗り込んできた警察車両、2024年12月(ネットより)

 

(警察隊相手に「水」で応戦する承梧村の村民たち)

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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