2月24日、中国陝西省西安市曲江区の政府庁舎が「補償金の支払い」を求める数百の村民によって一時、占拠されたことがわかった。
村民たちは、現地政府の土地徴収に伴う「過渡費(移転期間中の補償)」の支払いを求めた。当初の合意では、新しい家が建つ前には、補償費用を政府が支払うこととなっていたが、このお金は長きにわたり未払いとなっていた。

不満の村民たちは、これまでにも何度も自分たちの権利を主張してきたが、いずれも当局から相手されず、こうして政府庁舎占拠に至ったという。
村(東三爻村)の自治組織である「村民委員会」も政府に対する抗議声明を発表している。

(当時の様子など)
昨年4月も、千人を越える村民(湖南省長沙市・高橋村)が現地の「派出所(警察拠点)」を襲撃する事件が起きた。
きっかけは、土地徴収された村民が、弁償金を求める際にビルから転落死したことだ。現地政府は大勢の公安を出動させてその遺体を奪ったため、これに怒った千人を越える村民が、現地の警察拠点を襲撃し、所内を徹底的に破壊した。負傷した公安などを捉えた動画も当時ネットに流れたが、関連情報は今は封殺に遭っていると言う。
数百万の軍隊と武装警官を抱えている中共こそ、中国の動乱の真の源であって、一般民衆には動乱を起こす理由は無く、ましてや動乱を起こす資格も無い。潮流に逆らって動いている中共こそ、疑心暗鬼となって国家に動乱を持ち込んでいるのである。
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