【衝撃のドキュメンタリー】『国家の臓器』が明かす「国家ぐるみの強制臓器摘出」の真実 – 3月26日、東京・文京区で上映

2025/02/28 更新: 2025/03/27

「この映画が世界で封じられようとしている」

「それでも、真実を伝えなければならない」

世界各国の映画祭で絶賛されながらも、中国政府の影響力により配給や上映を阻まれた衝撃のドキュメンタリー映画『国家の臓器(State Organs)』が、3月26日、東京・文京区シビックホールで上映される。

本作は、レイモンド・チャン氏が7年間にわたり取材を重ね、中国政府が主導する違法な臓器摘出の実態を暴くドキュメンタリー映画である。中国で20年間行方不明となった親族を探し続ける家族の姿を追いながら、中共が進める強制臓器摘出の裏側に迫る。

作品概要

タイトル:『国家の臓器(State Organs)』
監督:レイモンド・チャン(Raymond Zhang)
上映日:2025年3月26日(水)19:00~21:00

会場:東京都文京区春日1-16-21  文京シビックセンター 2F

受賞歴 国際映画祭で12ノミネート・13受賞(詳細は後述)

消えた若者、国家による闇の収奪

このドキュメンタリーは、20代の若者2人が突然失踪した事件を追う。拘留中に行方不明となった愛する人を、20年間にわたって探し続ける2つの中国人家族の物語を描いている。その過程で彼らは、政府が主導する恐ろしい臓器収奪の実態を明らかにした。

失踪した2人には共通点があった—— 伝統的な修煉法「法輪功」を実践していたことである。

彼らはどこへ行ったのか?

なぜ、消息が不明のままなのか?

本作は、臓器収奪の現場に立ち会った軍医や、法輪功の関係者等の証言を通して、中国で25年以上にわたり法輪功修煉者たちが弾圧され、彼らが強制的に臓器移植の「臓器供給源」とされているという衝撃の事実に迫る。

受賞歴・ノミネート歴

・アメリカ金勲章映画競技賞

・カナダ映画ゴールデンライオン賞 最優秀監督賞、最優秀音楽賞、アートフィルムスピリット賞

・マンハッタン映画祭 最優秀人権ドキュメンタリー賞

・ニューヨーク オレノ映画賞 ニューヨーク最優秀監督賞(ドキュメンタリー部門金賞)

・ニューヨーク国際映画賞

・インパクト・ドックス・アワード:エクセレンス賞

・インディペンデント・スピリット賞:エクセレンス賞 卓越した視聴者インパクト賞、卓越したドラマチックインパクト賞

・第97回アカデミー賞公式候補 長編ドキュメンタリー賞およびオリジナル音楽賞の部門で公式候補に選ばれた。

映画祭選出・ノミネート

ロンドン・ディレクター・アワード(London Director Awards)公式選出作品

ハリウッド・ディスカバリー賞(Hollywood Discovery Awards)公式選出作品

モントリオール女性映画祭(Montreal Women Film Festival)公式選出作品

ボストン独立映画祭(Boston Indie Film Festival)公式選出作品

イタリア・ローマ・プリズム賞(2025年ノミネート)(Rome Prisma Awards – 2025 Nominee)

カナダ・イエローナイフ国際映画祭(2025年ノミネート)(Yellowknife International Film Festival – 2025 Nominee)

ニューヨーク国際映画賞 受賞(New York International Film Awards – Winner)

ニューヨーク最優秀監督賞(ドキュメンタリー部門金賞)(New York Best Director Award – Gold, Documentary)

ニューヨーク オニーロ映画賞 受賞(New York Oniro Film Awards – Winner)

審査員・批評家が絶賛

アメリカ影響力ドキュメンタリー賞の審査員団

「ピーボディ賞受賞監督の章氏が、繊細な記録手法を用いて、中国の家族が20年にわたり行方不明となった親族を探し続ける過程を追う。映画は、中国政府が主導する違法な臓器摘出の闇を明るみに出し、中国共産党内部の腐敗と残虐な行為を鋭く暴露している。法輪功修煉者が受けた非人道的迫害や想像を絶する暴虐が、この作品によって明らかになった」

ニューヨーク・フィルム・マスターズの批評家

「この映画は衝撃的なドキュメンタリーであり、中国の法輪功修煉者がどのように投獄され、拷問を受け、強制的に臓器を摘出されているかを描いている。観る者の心を痛め、怒りと不安を引き起こす」

Asian Movie Pulse

「漆黒の闇に光を当てる」

「事件全体の真相を明らかにし、歴史的視点を提供している」

The NYC Movie Guru

「衝撃的で心を掴み、引き込まれる作品」

観客の声 「あまりにもリアルで息が詰まる」

日本では昨年11月28日に山口県岩国市、2月12日に東京都内で上映され、評論家や政治家、芸術家らから高い評価を得た。

岩国市議会議員の石本崇氏は、視聴後に非常に衝撃を受け「生きた人からの臓器摘出の状況が確かに目撃者の証言から感じ取ることができ、深く理解することができた」とコメントした。

映像ディレクター・小松氏
「このような臓器収奪の話は、ニュースを通じて断片的に見聞きしていた。しかし、今回、証言者たちの生々しい声や映像が新たな映画としてまとめられたことで、改めて大きな衝撃を受けた」

元厚労省官僚・濵田直樹氏
「中国での法輪功のメンバーを対象にした臓器移植のことは、実際の多数の方の証言を通じて改めて事態の深刻さを再認識し、また強い憤りを感じた…この映画を見て、日本の拉致問題、第二次大戦中のアウシュビッツを重ねて思い浮かべた。人間の尊重、平和の大切さ等、改めて考えを深めて生きていきたい」

水墨画家・宇宙大観氏

「共産党の極端な邪悪さを理解していたが、今日、この映画を観て、さらにその思いが深まった。

映画は、複数の被害者の経験を詳細に記録し、追跡取材を通じて迫害の実態を映し出す。多くの人々が行方不明となり、生死が不明のままとなっている。おそらく、彼らも悲劇的な運命を辿っただろう。このような悪行を働いた者たちは、最終的に必ずその報いを受けるべきだ。

共産党の罪を明らかにする一方で、正義の力を結集する必要がある。より多くの人々——中国人であれ、外国人であれ——に真実を知ってもらわなければならない」

台湾の観客がThreadsに投稿したコメント

「これは私が人生で初めて、息が詰まるほどの衝撃を受けた映画だ。理性では安全な場所で映画を観ているとわかっていても、心拍数がどんどん上がっていった……なぜなら、これはあまりにもリアルで、想像を絶する規模の出来事だからだ」

「振り返ると、生存本能が発動したのかもしれない。恐怖に駆られ、逃げたくなり、抵抗したくなった。しかし、それは映画に対してではなく、中国共産党政権に対してだった。この映画を観て、反共産主義は単なる政治的立場や道徳的選択ではなく、生物的な本能であることに気づいた。こんな非道な暴力が存在してはならない」

世界中で「封じられる」映画 なぜ上映が妨害されるのか?

『国家の臓器』は、すでに世界12の国際映画祭でノミネートされ、13の受賞を果たしているが、その上映には各国で圧力がかかっている。

中国政府の影響力による上映拒否の実態

イタリアの映画配給会社「法輪功に関する映画はすべてイタリアの放送局から締め出されている」として撤退。

アメリカの大手映画配給会社で映画を紹介された幹部が「止めろ、止めろ、止めろ。だめ、だめ、だめ」と即座に拒否。「この映画を取り扱うと、他の映画を中国に売れなくなる」と説明。

カナダの著作権保険会社「中国はその評判を守るため、恐れずに行動する」と述べ、映画との契約を拒否。

このように、『国家の臓器』は「タブー視される真実」に迫っているがゆえに、世界中で配給や上映が阻まれている。

台湾では、一部の記者、立法委員、劇場が、一連の脅迫を受け、「映画に関する報道を行わないこと」「宣伝や上映イベントを主催しないこと」などを強要されている。

「この映画が観られるうちに、目撃してほしい」

『国家の臓器』は、中共政府の影響力が及ばない日本だからこそ上映が実現できた作品。
「こんなことは信じられない」と思う人こそ、この映画を観るべきだ。

世界で上映が妨害されるほどの衝撃作—。
3月26日、東京・文京区シビックホールで、隠された真実に目を向ける機会を逃さないでほしい。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。
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