2月18日、中国河北省唐山市のインフルエンサー・王子墨さん(24歳)は交通事故により死亡した。
王さんのSNS上のコメントから、事故前、番組のなかで「閻魔さま」がらみの冗談を言っていたことが掘り起こされた。
王さんは生前、このようにジョークを言っていた。
「閻魔さまから『3時に死ね』と言われても、自分は2時には行くさ。なぜかって? そりゃ上のお偉いさんに少しでも良い印象を残すためさ。自分は長く生きたのに大したことやれてないから、死んだ後はなんとかして下(地獄)でなにかの官職に就きたいものだね」
関連トピックスのコメント欄には
「なんでも好き勝手喋るのはよくないね、口を修めないとマズイよ」
「やっぱり神を敬う心ないと罰当たるね」
などと、王さんの反省を求めるコメント一色になった。
共産主義は伝統を破壊し無神論を蔓延させる
王さんのように無神論的な唯物主義的なものの見方とネットのコメントにみられるような神さまを尊ぶ伝統的な見方が混在しているのは、何も中国だけではなく、日本にも見られるし、世界の国々にも見られる。それは共産主義思想によるものだ。共産党思想はカルト宗教と同じで綺麗事を散りばめた言葉で人を騙す。共産党思想は人を救うことはなく破滅させる。
共産党についての九つの論評の【第六評】中国共産党による民族文化の破壊によると、中国においては、中国共産党(中共)は100年前、中国で確固とした政権を確立するため、まず人々の倫理思想を破壊しはじめた。同評論では次のように述べられている。
1949年、中国共産党が政権を奪い取った後、国家のすべてをかけて私たちの民族文化を破壊し始めた。これは、共産党が工業化を進めよう、あるいは西洋諸国と同等に並びたいという熱意からの行動ではない。そもそも、イデオロギーの面から言えば、共産党の理論は民族の伝統文化とまったく正反対なものである。共産党の文化への破壊は実に、組織的に、計画的に、かつシステム化されたもので、国家暴力を基礎とするものである。
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