震度6弱観測の鹿児島県・悪石島 一部住民が島外避難

2025/07/04 更新: 2025/07/04

鹿児島県のトカラ列島近海では先月21日から群発地震が続いており、震度1以上を観測する地震が1100回を超えた。また、3日夜には同県十島村の悪石島で震度6弱の地震が発生した。

島内に住む76人全員の無事が確認された。4日午前、悪石島から住民の一部が避難を始め、島外避難を希望した0~80歳の13人が4日朝、フェリーに乗り鹿児島港へ向け出発した。

港に着いた後は、村が手配した市内の宿泊施設などで1週間程度過ごすことになり、状況により延長や避難者の追加も検討する。

悪石島の島外避難は、2021年12月の震度5強を観測した地震以来、およそ4年ぶりとなる。当時は島民のおよそ4割の33人が避難を希望していた。

エポックタイムズ記者。日本の外交をはじめ、国内外の時事問題を中心に執筆しています。
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