米ユタ州知事発表 暗殺容疑者が銃撃についてルームメイトにメッセージ 刻印入り薬きょうも発見

2025/09/12 更新: 2025/09/13

ユタ州のスペンサー・コックス知事は記者会見で、チャーリー・カーク暗殺容疑で捜査されているタイラー・ロビンソンが、銃撃に関する詳細を含むメッセージをコミュニケーションサービス「Discord(ディスコード)」を使って送っていたことが判明したと発表した。

捜査当局によると、ロビンソンはルームメイト(氏名は未公表)に向けてメッセージを送っており、そこにはライフルを回収する必要性や、ライフルを置いた場所を見張る内容、さらに一緒に残されていた物品についての記述があったという。

さらに、メッセージの中には刻印入りの弾丸に関する記述や、ライフルの特殊な照準器に関する情報も含まれていたとされる。

コックス知事は記者会見で、チャーリー・カーク氏暗殺に使用されたと疑われる銃から弾丸の薬きょうが発見されたと発表した。弾丸には文字が刻まれていたとされる。

発射済みの薬きょうには「Notices, bulges, OWO, what’s this?(通知、膨らみ、OWO、これは何だ?)」と記されていたという。

また、ライフルからは未使用の弾丸3発も発見され、それぞれに文字が刻まれていたとされる。

一つには「Hey fascists! Catch!(おい、ファシストども!受け取れ!)」と書かれ、さらに上向き矢印、右向き矢印、下向き矢印3つの記号が描かれていた。

別の弾丸には「O bella ciao, bella ciao, ciao, ciao,(オ・ベラ・チャオ、ベラ・チャオ、チャオ、チャオ)」と記されており、イタリアの第二次世界大戦期の反ファシスト歌への言及とみられる。

最後の薬きょうには「If you read this, you are gay LMAO(これを読んだら、お前はゲイだ 爆笑)」と刻まれていたとされる。

それらの刻印がいつ、どのようにしてなされたのかは不明である。

証拠はキャンパスの北にある樹木に囲まれた道路脇の草地で発見されたと知事は述べた。マウザー製.30-06ボルトアクションライフルは暗い色のタオルに包まれていたという。

大紀元のワシントン特派員。 ワシントン政治を中心に、政治とスポーツ、スポーツと文化の交差点についても取材・報道を行っている。 過去には、Mediaiteのライターや、Jewish News Syndicateのワシントン特派員を務めた。 また、The Washington Examinerにも寄稿したことある。 ジョージ・ワシントン大学卒業。
カリフォルニアを拠点とする熱心な読書家であり、ジャーナリズムである。大紀元の金融、政治、州議会、そして速報ニュースを担当している。
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