米保守系活動家チャーリー・カーク氏の大規模追悼式 全米から数万人参列

2025/09/22 更新: 2025/09/22

9月21日、アメリカ、アリゾナ州グレンデールのステートファーム・スタジアムの周囲には長蛇の列が伸び、全米から集まった数万人がチャーリー・カーク氏の追悼式に参列するために詰めかけていた。
  
エポックタイムズの取材では、多くの参列者が赤・白・青の服をまとい、星条旗を掲げている様子が見られた。なかには「I am Charlie」と書かれたTシャツを着た人々もいた。 

収容人数7万3千人の会場に入りきらない人々のために、屋外にあふれ用のスペースが設けられていた。会場に入れないことを悟り、落胆した表情で立ち去る数百人の姿も確認された。  

カーク氏の追悼式には、ホワイトハウス首席補佐官スージー・ワイルズ氏、タッカー・カールソン氏、国家情報長官トゥルシー・ギャバード氏、国務長官マルコ・ルビオ氏、国防長官ピート・ヘグセス氏、保健福祉長官ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏、ドナルド・トランプ・ジュニア氏、副大統領JD・ヴァンス氏、そして大統領ドナルド・トランプ氏らが登壇予定である。カーク氏の妻エリカ・カーク氏もスピーチを行うことになっている。  

トランプ大統領は日曜、ホワイトハウスを出発する前に記者団に対し、チャーリー・カーク氏の追悼式について「偉大な人物の人生を祝うものだ」と語った。

「我々は偉大な人物の人生を祝うためにここにいる。本当に偉大な人物であり、若い人物でもあった。我々はそれを楽しみにしている」と述べた。  「こんなことが起きるなんて信じられない。今日はとても興味深い一日であり、同時にとても厳しい一日になるだろう」と続けた。  

カーク氏の妻エリカ氏や遺族に何を伝えるつもりかと問われると、トランプ氏は「ただ私の愛を送るだけだ」と答えた。「言えることはあまりない。ただ彼が成し遂げた偉大なことを語るだけだ。彼は素晴らしかった。大きな影響力を持っていた」と述べた。

2025年9月21日、トランプ大統領は出発前にメディアの質問に答えた。Tasos Katopodis/Getty Images

さらにトランプ氏は、カーク氏の功績について短く言及した。

「若い人物にして、彼は素晴らしい仕事を成し遂げた。実に途方もない成果だ。若者たちは彼を愛し、尊敬していた。10年前を振り返れば、大学は保守派にとって危険な場所だった。しかし今では逆に熱気ある場となっている」と語った。

南カリフォルニアを拠点とする受賞歴のあるジャーナリスト
大紀元のワシントン特派員。 ワシントン政治を中心に、政治とスポーツ、スポーツと文化の交差点についても取材・報道を行っている。 過去には、Mediaiteのライターや、Jewish News Syndicateのワシントン特派員を務めた。 また、The Washington Examinerにも寄稿したことある。 ジョージ・ワシントン大学卒業。
カリフォルニアを拠点とする熱心な読書家であり、ジャーナリズムである。大紀元の金融、政治、州議会、そして速報ニュースを担当している。