2025年12月29日、中国河北省で、思わぬ「通勤トラブル」が起きた。
男性が配車アプリの車に乗り込んだ、その直後のことだ。
座席に腰を下ろした瞬間、着ていた羽毛入りコートが破れた。
次の瞬間、羽毛が一気に噴き出した。
車内はたちまち真っ白になった。
座席も足元も羽毛だらけ。
運転手の頭や首にも、羽毛がびっしり付着した。
投稿者によると、「パンッ」という感覚があったという。
急いで乗ったのが原因かもしれない。
男性は「本当に気まずかった」と振り返る。
清掃代として、運転手に数十元(日本円で2,000円以下)を支払った。
運転手は終始落ち着いており、責めることはなかった。
後部座席の男性は、謝り続けた。
それでも、笑いがこみ上げてきたという。
動画はすぐに拡散された。
「車内が大惨事」
「朝からこれはきつい」
「笑ってはいけないのに笑っちゃった」
そんな声が相次いだ。
一方で、こんな反応もある。
「最近よく見る光景だ」
「羽毛服の品質は大丈夫なのか」。
実は、同じような事件は過去にもたびたび起きている。
2022年2月25日、中国・上海市。
女性がタクシーに乗った直後、着ていたダウンジャケットが突然破れた。
羽毛が一気に噴き出し、車内は羽毛まみれになった。
運転手の頭にも、羽毛が降りかかった。
タクシー代は13元(約300円)だった。
だが、女性は清掃代として50元(約千円)を支払った。
この映像は海外メディアでも紹介され、話題となった。
さらに2025年2月4日、江蘇省南京市。
地下鉄の車内で、長めの羽毛服を着た女性が座った瞬間、服が裂けた。
鴨の羽毛が飛び出し、隣に座っていた乗客にまで降りかかった。
日本人の感覚では、
「ちょっと笑えるハプニング」だろう。
しかし中国では違う。
「またか」
「ダウンあるある」
そう受け止められることも少なくない。
大量生産。
低価格競争。
見た目のボリューム重視。
その結果、圧がかかった瞬間に裂ける羽毛服が出てくる。
車内が羽毛で埋まる。
そんな光景は、中国の冬では珍しくない。
笑い話で終わりつつも、毎年のように話題になる「冬の風物詩」となっている。
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