中国・海南省三亜市で、公立病院の天井が突然落下する事故が起きた。1月8日午後、三亞中心医院(海南省第三人民医院)の外来棟入口で天井の一部が崩れ、下にいた4人が負傷した。
この外来棟は2024年初めに運用が始まり、完成から約2年が経過している。比較的新しい公立病院での事故に、現地では不安の声が広がった。ネット上に出回った映像には、床に散乱する建材の破片や、天井材の下敷きになった高齢者の姿が映っている。
病院側は天井の一部が破損して落下したと説明しているが、詳しい原因は示していない。ネット上では「なぜ公立病院で?」「なぜまだ新しい建物で?」といった疑問が相次いだ。
同様の事故は過去にも繰り返されてきた。2024年には広東省の公立病院で天井が崩落し複数人が負傷。天津市では使用開始から数か月の学校で教室の天井が落ちる事故も起きている。いずれのケースでも、原因は「調査中」や「現場の不注意」といった説明にとどまった。
こうした事故が起きるたび、原因の詳しい説明は示されないままだ。
その一方で、完成から年数の浅い公立病院や学校で同じ出来事が繰り返されている現実だけが積み重なっていく。
結果として、世間ではまたしても、ため息交じりにこう受け止められている。
「手抜き工事は、どこまで続くのか」。

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