中国独立系製油業者 イランから重質原油を輸入

2026/02/03 更新: 2026/02/03

ベネズエラ政権の交代により、中国は廉価なベネズエラ産重質原油を入手できなくなった。中国の独立系製油業者は現在、イランから重質原油を購入している。

ロイター通信の報道によると、中国の独立系製油業者は元々ベネズエラ産原油の最大の買い手だった。これらの製油業者の大半は中国の山東省に位置している。

昨年12月に米国がベネズエラの石油密輸船舶を封鎖して以来、ベネズエラの石油は輸出できなくなり、中国の独立系製油業者は代替品を探すことを余儀なくされた。

情報筋はロイター通信に対し、これらの中国の独立系製油業者はイラン産重質原油やパルス原油などの貨物をさらに求めており、これらの原油を2月と3月に中国へ届けることができるようにしていると述べた。

情報筋によると、イランが販売する重質原油は1バレル当たり12ドルの値引き、ロシア産ウラル原油は1バレル当たり11ドルから12ドルの値引きとなっている。これに対し、以前のベネズエラ産原油の値引き幅は約15ドルに達していた。

米国はベネズエラの石油を接収後、ビトル・グループとトラフィギュラ・グループにベネズエラ産原油3千万バレルから5千万バレルの販売を認可した。ビトル・グループが提供できる値引きは1バレル当たり5ドルで、引き渡し時期は4月である。

中国の独立系製油所は規模が小さく、コストに比較的敏感である。国有製油所のように長期契約や多様な供給源を持たないため、最も安価な供給業者を選ぶ。

さらに、イラン産重質原油はベネズエラ産原油と類似しており、いずれも重質高硫黄原油であるため、独立系製油所は大幅に工程を調整することなく精製できる。

分析会社ケプラーのデータによると、2025年に中国が輸入したベネズエラ産原油は日量平均39万4千バレルで、中国の海上輸送原油輸入総量の約4%を占めた。

ケプラーのデータによると、米国がベネズエラの石油を管理した後、1月28日時点でアジアにおけるベネズエラ産原油の洋上貯蔵量は826万バレルに減少し、年初の半分にとどまった。

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