トランプ氏 ホルムズ海峡の再開についてはまだ検討していない

2026/04/01 更新: 2026/04/01

トランプ大統領は、現在自身が検討しているのはホルムズ海峡の再開問題ではなく、イランの核兵器開発阻止に引き続き注力することであると述べた。

トランプ氏は31日、ニューヨーク・ポスト紙の独占インタビューの際「正直に言えば、その件は考えていない」と述べた。

「私の唯一の責務は、彼らが核兵器を保有しないようにすることである。彼らが核兵器を持つことはない。我々が撤退すれば、海峡は自動的に開放される」と語った。

これに先立ち、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、トランプ大統領が海峡の再開を待たずにイランへの軍事作戦を終結させることを検討していると報じていた。同報道によると、トランプ氏は、イラン海軍およびそのミサイル備蓄の弱体化という主要目標を達成し、イラン政府に自由貿易の流通再開を求める外交的圧力をかけつつ、現在の攻撃作戦を段階的に終了すべきであると判断したという。

「我々はそこに長くいる必要はない」

トランプ氏は3月31日、ニューヨーク・ポスト紙に対し、イランとの戦争は間もなく終結する可能性があるとの見方を示した。これに先立ち、同氏はソーシャルメディア上にイスファハン付近での大規模爆発を映した動画を投稿し、爆発は「多くのもの」に及んだと述べていた。

トランプ氏は電話インタビューで「我々はそこに長くはいない。今、彼らを徹底的に破壊しているところであり、これは完全なる壊滅だ」と述べた。さらに「しかし、我々がそこに長くいる必要はない。ただし、まだやるべき仕事がある。それは彼らの攻撃能力を、残っているものが何であれ、完全に破壊することだ」と語った。

トランプ氏は、夜間にイスファハン付近で行われた空爆が具体的に何を攻撃したかについては明らかにしなかった。イスファハンは大都市であり、郊外にはイランの核施設が所在する。トランプ氏は爆発の規模に驚きを示し、地上に大量の軍事物資が存在していたことを示すものであると述べた。

「言いたくないが、すぐにわかるだろう」とトランプ氏は述べ「あれは我々が処理したもう一つの『素晴らしいエリア』にすぎない。実に大きな爆発であった。実際、我々の予想よりも大きく、それは彼らが多くのものを持っていたことを意味する」と語った。

「我々は彼らの核能力を剥奪しつつあり、しかも政権交代を実現した。ご存じの通り、我々が今交渉している相手はまったく異なる人々であり、以前の者たちよりもはるかに理性的だ」と述べ、「これこそが真の政権交代だ」と語った。

ホルムズ海峡問題は他国に委ねる

トランプ氏は、ホルムズ海峡の問題については他国が解決できるとの見解を示した。イランは同海峡を31日間にわたり封鎖しており、世界のエネルギー価格は急騰している。

「そうだな、自動的に開放されると思う。私はこの政権を破壊した。彼らにはもう力がない」と述べ「海峡を利用している国々に開放させればよい。なぜなら、石油を管理している者が誰であれ、喜んで海峡を開放するだろうと想像するからだ」と語った。

ピート・ヘグセス国防長官は31日の記者会見で、トランプ氏の発言に同調した。ヘグセス氏は、ホルムズ海峡の再開は「壮絶な怒り」作戦における米国の中核目標ではないと述べた。中核目標はイランの核能力の排除、弾道ミサイル製造能力の無力化、および同国海軍の壊滅であると改めて強調した。

ヘグセス氏は、ホルムズ海峡問題は「米国だけの問題ではない」と述べ、31日の早い時間帯に欧州諸国に責任分担を求めたトランプ大統領の声明を引用した。

ヘグセス氏は「我々は常に率先する意思を持ってきた。トランプ大統領は終始指揮を執ってきた。しかし、これは我々だけの問題ではない。したがって、結局のところ、大統領が発言した際には他国はそれに注意を払うべきであると考える」と述べた。

さらに「大統領は、自らが発言する時は本気であることを証明してきた。大統領が指摘しているのは、各国が自ら戦う方法を学び始めた方がよいかもしれないということだ」と語った。

戦争の迅速な終結を予測しつつも、トランプ氏は選択肢を留保しており、地上侵攻の可能性に備えて数千人の米軍兵士を中東に展開している。その中には海兵隊の水陸両用即応群2個および陸軍の空挺専門部隊が含まれる。

李言
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